送別会に、思いを込めて花束を。相場はいくら?渡す人は誰?
会社でお世話になった人の送別会。
感動的なイベント。親しい人がいなくなるのは、とても寂しいですよね。
ですが、本人が選んだ新しい道。気持ちを込めて送り出してあげたいですね。
花束はそんな送別会では必須と言っていいほどの贈り物の定番。
ですが送別会ではそこまで予算を取れない場合も多く、悩みの種でもありますよね。
今回は、花束を渡す際に誰にお願いするかなどの送別会のポイントと、金額相場ごとの花束の選び方を見ていきます。
花束を渡す人には誰を選ぶ?式の流れを確認しよう
送別会では、
- 開会の言葉:司会
- 送別の挨拶:フロアで最も役職の位の高い人
- プレゼント&メッセージ:送り出される人ともっとも仲の良かった人
- 送別の挨拶2:送り出される人と最も縁ゆかりのあった上司
- 本人のお別れの挨拶
- 締めの言葉:司会
の順に進んでいきます。
花束は3.のプレゼント&メッセージと一緒に渡すのが一般的です。
お願いしたい人が複数いる場合は理由をつけて
ですがこういった挨拶をお願いする場合、縁ゆかりのある人が複数いる場合もありますよね。
そんな時に誰にお願いするか。呼ばれなかった人は気を悪くするのでは?なんて不安になるかたもいるかもしれません。
上司にお願いする場合などはさらに気を使いますよね。
この点は、お願いされる側からすれば、そこまで気にしているものでも無いので、そこまで気をもむことではありません。
ですが、気づかいのポイントは、式の進行の中で「今回は●●の理由でこの人を選出させていただきました」という理由を述べること。
- 最も長い時を一緒に過ごした
- 一番最初に隣の席だった
- プライベートで飲みに行くことが多かった
といった理由付けをしてあげると、なるほど、そうだったのか、と選ばれ無かった人も納得することができますね。
花束の相場はいくらくらい?渡す相手で金額を考えよう
プレゼントに関しては、メッセージと、送別品、そして花束を贈り、友人代表からメッセージを一言もらいます。
さて、このとき、花一輪ではさすがに見栄えしないため、花束で贈ることとなるのですが、どのくらいの金額が相場なのでしょうか。
これは相手によって金額を変える、という点に気を付けておきましょう。
- 一般社員に贈る場合:2000円
- 上司に贈る場合:3000円
- 取引先に送る場合:5000円
くらいが妥当ですね。わが社もこのくらいの金額でいつも考えています。
というのは、送別のお金は、会社から支給される場合は稀でしょう。お金を集める方法は、有志のカンパが一般的。
事前にフロア全体にメールで連絡し、一人200円程度を募ります。
ここから考えて、お花にかける金額は先ほどの額が妥当になる、というわけですね。
贈る花の選び方。色の種類や花言葉で
選ぶ花束は、とくに種類は決まっていません。送り出される人をイメージして、選ぶ側で決めると良いでしょう。
その人のイメージカラーや、好きだった色の花で集めてあげると良いですね。
ただ、青や緑は花の種類自体が少なく、ありあわせで花束をお願いするのが難しい場合があるので、青や緑の花を選ぶ場合は大きめの花屋さんに行きましょう。
もしも色が特になければ、花言葉で選んであげるのも良いでしょう。
バラは特にどんな色も素敵な花言葉を持っているのでお勧めです。5月~10月と、季節も長く選びやすい。
- 赤いバラ:情熱
- 白いバラ:純潔
- 黄色いバラ:友情
- ピンクのバラ:上品
秋口にはコスモス。
- 赤いコスモス:愛情
- ピンクのコスモス:少女の純潔
- 黄色いのコスモス:野生の美しさ
冬は花の種類が少ないので、お店の人に、送別の意を伝えて選んでもらうか、もしくはキレイな葉物系の植物、またはサボテンなどの観葉植物を選ぶのもいいでしょう。
春はレパートリーが多いですが、
- カスミソウ:清らかな心
- カーネーション:無垢で深い愛
- カモミール:逆境に耐える
- ジャスミン:優美
- スイートピー:門出
- スズラン:純粋
- チューリップ:思いやり
- デイジー:美人
- ネモフィラ:どこでも成功
- マーガレット:信頼、真実の愛
などがおすすめ。
一方で、送別会で選ばれそうな花の中でも、以下の花はマイナスの意味の花言葉があるので注意しましょう。
いくつかの種類を合わせて送る場合は、そこまで気にする必要はありませんので、参考まで。
金額相場ごとの花束の種類の選び方
予算が決まったら、花束を選んでいきます。
ありあわせのものを選ぶか、花の種類を選んで選ぶのか。
花束にするかブーケにするか?
この辺りはお財布事情と相談になってきます。金額ごとにどんな選び方をすればよいか、その方法を見ていきましょう。
2000円ではシンプルな花束を包んでもらおう
ブーケにすると、ややサイズは小さくなってしまうので、本数少な目の花束で選ぶのが良いでしょう。
ドラマのシーンで、彼氏が彼女に贈るようなシンプルな花束ですね。
3000円ではブーケも選択肢に
3000円ではすでに用意されたブーケを購入することができるので、その中から選んであげると早いですね。
花束にすると、2000円のものとそこまで見栄えが変わらなくなりますが、特にこの花は包んであげたいと、特定の希望がある場合は花束にしても良いでしょう。
5000円ではボリュームがアップ、事前にお店に予約を
ある程度の希望を伝えて、お店の人にお任せしましょう。ボリュームや色合いを考えて包んでくれます。
ただ、少し時間がかかるので、事前に店舗へ出向いて「この日にうけとりにきます」と
に花束を用意してもらうと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
贈る花束は気持ちが大切。なぜこの花束を選んだのかを伝えてあげると、その分花を大切にしたくなりますよね。
いつかは散ってしまう花束ですが、気持ちはずっと残るように。思いを込めた素敵な花束を探してみてくださいね。