結婚式二次会の余興担当に抜擢!スケジュール準備とやることを本気で考える!
突然やってくる友人の結婚式。急に宴会の余興をやってくれ!と頼まれたらあなたはどうしますか?
え、そんなこといままでやってこなかったよ…といっても助けてくれる人はいません。
ネットで調べたり、友人の声を聴きながら、必死で暗中模索といったところでしょう。
先日、自分もまさにその状況で、突然担当した余興を必死で完成させたのですが、その時感じたうまく余興担当をこなすポイントを解説していきます。
この役目、根詰めれば根詰めるほど、周りと温度差ができてしまったり、終わった後で、「あいつは適当にやった」「あいつは表面だけで感謝が足りない」などと、心ない誹謗中傷を浴びたりと、がんばったはずが報われないことも多いもの。
それは事前に頭に入れておきましょう。
まずは終わってみての感想ですが、余興は無事、成功しました。友人である新郎もクオリティが高くて感動した。と言ってくれました。
ですが、いっしょに余興を作った人の中には、活躍できずに不満だったという人もいるよう…。
自分の場合、余興の幹事を任されたのですが、1人では無理だともう1人幹事を立ててくれと新郎にお願いしたんですね。
ですが、もう1人の幹事、本当に気のいいやつで人当りもいいのですが、ただですね、スケジュール管理や必要なものの準備が1テンポ遅い…。
というわけで、結局仕切り関連はすべて自分が担当になったのですが、終わってからこれがもう1人の幹事には少し不満が残ったようで…むぅ、、うまくいかない。
そうならないためにはまず、どのくらいのクオリティのものを作るのか、スタンスを決めましょう!
- 親友の結婚式でとにかく最高のものを作りたい
- 時間が無いので、形はしっかりした手軽なものをやりたい
本当に最高のものを作りたいのであれば、とにかく我慢が必要になります。それはなぜか?
- スケジュールが合わず、担当者が集まってくれない
- 連絡が返ってこない
- 余興の参加者はみんな活躍したいと思っているので、活躍の場を作ってあげなければいけない
スケジュールはみなさん社会人なのでなかなかどうして仕方のないところではあります。
ですが、問題は最後の余興の参加者それぞれに見せ場を作ってあげなければげなければならないというところ。
余興には協力者が必要ですが、その協力者たちも、新郎に何かしら自分の心意気を見せる場が欲しいんですよね。
ステキなことですが、幹事からするとここが結構気を遣うポイント。とにかくスケジュールが合わないので、結果として、不満が出てしまうのは仕方ないかな、と思います。
これがもし、形だけの余興になっていれば問題ない!というくらいの心意気であればいいのです。
みんなのスケジュールに合わせて作った結果、こんな余興になりました。
1人1人の意見を尊重して、みんなで作り上げた余興です。それはそれで素晴らしい!みんなの思い出にもなることでしょう。
ですが自分の場合は、なんとしても最高のものを作りたかったので、とにかく1人1テンポ早く動き出し、その分温度差ができてしまった人もいた。といった感じがします。
最高の余興を目指すと難しいですよ?本当に。
前置きが長くなりましたが、必要な準備について解説していきましょう!
- 必要なことをあぶりだし
- スケジュールを決める
- 脚本を決める
- 役割分担を決める
の順番で決めていきます。
まずは必要なことを列挙します。例えば、寸劇と歌をやるとしましょう。
そこで準備しなくてはならないのは
- 台本
- 衣装・小道具
- 協力者
です。映像が必要であればそれもここに加えます。これを誰が準備するかを決めましょう。
そして次にスケジュールです。上記の3つをいつまでに準備するかを決めます。
大切なのはとにかく台本!できるなら自分で担当したほうが良いのですが、できた内容によって周りの反応が変わるので、この台本のクオリティはとても大切なのですが。
ただ、台本ができないと、打ち合わせも何も全然進まない!そろえる衣装も変わってきてしまうし誰に協力してもらうかも変わってきます。
なので、台本をできるだけ早く完成させること!
自分は式の2か月前に完成させました。それでもギリギリ。なぜなら、途中から台本が一部ボツになり、書き直しをしたから。
こういった余興では、イレギュラーやトラブルも多く発生します!それを頭の片隅に入れておきましょう。
シンプルな流れはこんな感じ
- 台本:式の2か月前までに準備
- 衣装・小道具:台本が決まってから1週間で準備
- 協力者の手配:台本が決まってから1週間以内に手配
- 打ち合わせ:台本が決まってから、式の1か月前までに2~3回
- リハーサル:式の1か月前
といった流れです。例えば2019年3/1に式があるとして、図にするとこんな感じ。
これは、かなりバッファを持って作っています!ですが、この予定で自分の場合はギリギリでした。
ここで大切なことは、バッファをもってこのスケジュールでやりたい!と最初に協力者全体に伝えることです。
協力者の手配をお願いした友人も衣装をお願いした友人も、とにかく都度プッシュしました。
バッファがあるとみんな安心しちゃうんですよね…。まぁ、みんな、目の前にある、自分の家庭や、仕事を優先するのは仕方がないことではありますが。
なので、良いものを作るために、イレギュラーに備えてこのくらいバッファを持ってやりたいんだ!と必ず伝えたほうがいい。
共通認識を作ることがとても大切です。
最後に役割分担をまとめておきます。
台本が決まったそのあとに、スケジュールを決める前に役割分担は決めておきましょう。
必要なのは
- 協力者、関係者への連絡係
- 式場の担当者への連絡係
- 衣装・小道具の準備係
- 会計
- その他(映像・歌など)
です。台本が決まったらこれをもとに練習日の日程を決めて、準備を詰めていきましょう。
自分の場合は、台本が決まってから、3~4日練習日を用意しました。
あとはクオリティを上げていくばかり!
まとめ
とにかく、一生懸命やればやるほど、「自分ばっかり頑張っているのに…」となりがち。
みんながみんな、今まで一番の余興を作ろうとは思っていないのが実情です。
それでも、新郎のために何かをしたい!という気持ちはもっているはず!
だから、ベストよりベターを目指すほうが楽しい。ですが本気で最高のものを作るなら、ある程度の覚悟と、事前の認識合わせが必要です。
いつも感謝の気持ちを忘れずに。くれぐれも終わった後の打ち上げで、この時のグチは言わないようにしましょうね。
せっかく一人の幸せな式の元に、久々に仲間が集まるがず少ない機会なんですから。